20代の頃、CONTAX RTS Ⅱ Quartz という高級一眼レフ機がありました。
ポルシェデザインの美しいフォルムと、西独(当時)カール・ツアイス製のレンズが使用可能な点が魅力的だったことで、ボディーだけで13万円程とかなり高額だったにもかかわらず、けっこうな人気があった昭和の名機です。
当時Nikonユーザーだった私ですが、そのカメラの存在を知ってからどうにも我慢ができなくなり、気がついたら有り金はたいてパンケーキ型レンズ Tessar T* 45mm F2.8 とともに手にしていた次第です。その当時の一眼レフとしては高級機ということもありちょっと大きめでしたが、すこし丸みを帯びたデザインが持つ手に優しく、両手で包み込む感覚で楽に操作ができる点が非常に気に入っていました。
さて、今回手に入れた Canon EOS M5 の操作性には、あの頃 RTS Ⅱ に感じた感覚に近いものがあります。ミラーレス一眼としては大きめで重めの部類に入りますが、両手で包み込みファインダーを覗きながら構えた時のバランスと操作性の良さは格別で、それを普通に味わえることは特筆すべき点だと思います。
さあ、今日は EF-M28mm F3.5 IS STM というマクロレンズを装着して、いざ参らん、明治神宮へ。
(ここから先の画像は色補正なし、幅2400pxにリサイズ済み)
JR原宿駅から徒歩1分、表参道に面した南詰め所の鳥居からスタート。
参道は常緑広葉樹がうっそうと茂る森の中にあります。玉砂利の道を歩くときにザクザクと鳴る音は、心を静める効果があるそうです。
南参道を歩いていると、右手にたくさんのお神酒の樽が見えてきます。
2番目の鳥居は、ヒノキでできた日本一の大鳥居。手触りがよく、鼻を近づけるとヒノキの自然な香りを嗅ぐことができます。
大参道の新しく建て替えられた3番目の鳥居をくぐり抜けます。
2020年に100年目を迎える明治神宮は、現在大規模な修復工事中。屋根の銅板葺替工事も着々と進行しているようです。
本殿も修復中のため、実物大の写真がプリントされた工事用のメッシュシートで覆われていました。
銅板葺替工事を終えた赤銅色の屋根と、未修復の青緑色の屋根が混在しています。
願う女。
参拝を終えたら、境内を散策。
EF-M28mm F3.5 IS STM のマクロレンズとしての確かさを実感。微風で葉っぱが揺れることがあり三脚なしでの撮影には苦労しました。
さらに、参道から外れた薄暗い小径をひたすら歩いてゆくと・・・
太陽光が降り注ぐ広大な広場で、のんびり寛ぐこともできます。
都会の喧騒を忘れさせてくれる神聖な森、明治神宮でした。
今回使用したマクロレンズ EF-M28mm F3.5 IS STM は、開放側から高画質でシャープな描写が期待できるなかなかの逸品です。ボケ味も自然で癖がないので、物撮り、風景、ポートレートなど、これ一本でさまざまな撮影に対応できそうですね。
撮影日:2017年6月29日・7月1日
撮影場所:明治神宮
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